竿作り(2018年秋~)
ヤマベ釣りのシーズンも終わって・・長い冬を迎えます・・ また、来年の釣りのために(あと何年渓流釣りができるやら・・ですが) 竿を作っています。 ルアー竿を作りたくて昨年から構想はしていましたが良い布袋竹がなくてのびのびになってました。 今回、竹甚さんから布袋竹の材を手に入れ・・ 10月の末頃から手をかけはじめ・・芽や節の処理をし・・赤い絹糸を巻いたところです 下2セットが布袋竹・・ルアー竿とフライ竿 上が矢竹の5本継ぎエサ竿・・このほか、のべ竿も作ってます |
ルアー竿には市販の コルクグリップ・UPロックシートを 使います |
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フライ竿のグリップとシートは 布袋竹の一体ものに しました |
来年の夏・・ルアー竿で良いサカナを釣ることを想像しながら・・楽しんで作ってます。 11月13日 |
2019年 布袋竹の延べ竿はだいぶ前に できていました。 穂先にリリアンをとりつけただけ・・ 持ち手部分のコブ・コブをのこすため にぎりもつけず・・ ほとんど手のかからない竿でした。 9尺・・竹の素材そのままの シンプルで軽い竿です。 こんな竿で竹ビクを腰にぶらさげ 素朴な釣りをしてみたい・・ものですなァ 1月20日にカーポートで写真を 撮ったのですが この時点で、累積降雪量は3m15㎝。 例年、5mは雪が降るので やっと冬も半ばをすぎたと 言えるかな・・ |
矢竹の5本継ぎの竿に緑の乾漆粉をまきます・・ なにもしなくても釣り竿としては十分使えるのですが 手間はかかるけれど 仕上げに凝るのも楽しみのひとつで・・す。 |
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塗っては研ぎをくりかえし・・(地味な作業です・・) | こんな感じに仕上げました |
昨年、アケビの蔓細工の先生から 籐をいっぱいもらいました。 フライ竿のグリップの滑り止めと 装飾をかね・・ 巻いてみることにしました。 背とりの色付き皮籐です |
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こんな感じです・・ |
全部できるのにはまだまだかかります・・3月かなァ・・ 1月31日
矢竹の5本継ぎの竿ができました。8.5尺 軽くて先調子の竿です さて、どこの川で使いましょう‥ |
7フィート、#4の布袋竹のフライ竿です。 もう少し暖かくなったら木製のリールをつけて 近くの公園で振ってみましょう・・か |
あとはルアーの竿・・ 印籠芯を作り替えたり・・塗りが剥がれたりといろいろあり やっとガイドの取り付けができる段階。まだ1ケ月くらいかかりそうです まあ6月のヤマベ釣り解禁に間に合えばいいのです・・ 3月30日 |
2019年 5月5日 ルアー竿ができました。 先重りを解消するために・・ ウエイトバランサーを作りました。 竹の後部に差し込みます これをつけると竿は少し重くなりますが リール位置が竿の支点となり バランスが良くなり 操作性も向上・・するとか・・ まあ実際に使ってみて確認することにしますか |
7ft3in、そこそこの大きさのサカナなら・・けっこう楽しめそうな竿に仕上がりました テイップにはシングルフットのガイドを通常より一つ多くつけています。 |
いろいろトラブルがあり予定より1ケ月以上かかりましたが これで2018年秋からの竿つくりも終了。 6月1日のヤマベ釣り解禁までもう少し、準備をボチボチとしてます。 さて今年はどんな釣りになるのでしょうか・・ね |